初めて読んだ少女マンガ。たぶん中3の秋のはず。
この時期ちょっと漫画に膿んでいて、棚においてあった少女漫画に軽い気持ちで手に取った。
ヒロインは高校生の女の子で、恋愛に奥手で一見気が弱くてうじうじ悩んでしまう。でも気持ちに正直で芯が強いっていう多くの少女マンガに共通する性格。
相手は学校の先生で背が高くて、手が細くてズボラだけど優しい、っていうこっちもいわゆるありがちな性格。
この漫画の魅力は先生の優しい言葉だと思う。読んでいて不安になっている読者すらもフワっと包んでしまうような言葉、行動。こういう男はかっこいいな、って素直に思うけどたぶん自分はなれないなぁ。
中盤からはそんな先生もたまに弱くなってしまうけれど、その分ヒロインも成長して救ってくれる。
ヒロインの友達の二人もすごくキャラ立ちしていて、こーすけ(漢字忘れた)の覚悟というか信念みたいなのもかっこいい。
登場人物が前向きに、ひたむきに成長していくことを温かい気持ちで見守れる、そんな漫画。
星:★★★★★
→だって好きな漫画からレビュー書きたくなるじゃん><★5個はあんま乱発しないようにしなきゃなぁ。